ISO 22153 によると、マルチターン型アクチュエータとは、バルブまたはバルブギアに対してフルに一回転以上のトルクを伝達してスラスト力を吸収可能なアクチュエータです。ほとんどの用途では、回転式バルブは1回転以上の回転を必要とします。
また、ゲート弁には上昇ステムが付いていることもよくあります。従ってマルチターン型アクチュエータSAおよびTIGRONの場合、出力シャフトは中空軸仕様になっており、こうした場合にはステムがこれを通るように設計されています
クラスA: 開閉または制御モード。アクチュエータはバルブを工程全体を一貫して完全開から完全閉の状態にまたこの逆に調整できる必要があります。
クラスB: インチング、位置決めまたは位置決め定格。アクチュエータはバルブを時として任意の位置 (完全開、中間開度、完全閉)に調整できる必要があります。
クラスC: 変調または調整モード。アクチュエータはバルブを定期的に完全開と完全閉の状態の中間の任意の位置に調整できる必要があります。
クラスD: 常時変調。アクチュエータはバルブを常時完全開位置と完全閉の状態の間のどの位置にも調整できる必要があります。