コースヴィヒを拠点とするGFC Antriebssystemeが、10月1日、「AUMA Drives」として新たにスタートします。グレンツ通り沿いのビルの前には新しい社旗掲げられ、新しいロゴも見うけられます。その背景には、すでに24年前に行われた買収の歴史があります。
GFCは1991年にAUMAグループの傘下となりました。工業用設備の自動化用電動アクチュエータを製造する業界のトップメーカーでバーデン=ヴュルテンブルク州に拠点を置くAUMA Riester GmbH & Co. KGは、東西ドイツ統一後、その製品ポートフォリオを拡大するにあたり変速機の製造を手掛けるGFCの買収を行いました。それ以降、GFCはAUMAグループのためにバルブ作動において特殊な要件を満たす必要のある変速機の製造を行っており、AUMAグループ内で独立したGFCブランドの製品を提供してきました。GFCが製造する変速機は、エスカレーターやエレベーターなどに使用されています。さらに、GFCは、特殊用途に使用されるアクチュエータソリューションの開発においてもノウハウを有しています。例えば、オペラ会場の舞台機材に使用される非常に静かな装置や、ソーラーエネルギー発電用のミラー微調整に使用される高精度アクチュエータソリューションなどが得意分野です。
GFCが1896年にMaschinenfabrik Pekrunとして創業した当時、その規模はまだ小さなものでした。 1908年には社員600人を抱えるまでに成長し、創業者のヘルマン・アートゥル・ペクルムが独自開発した円筒ウォームギヤの製造が主要な事業となっていました。 1927年は社員数が1200人にまで増えました。 1949年、GFCは国営化されました。その後数年間で、VEB Getriebefabrikは東欧産業諸国をリードする円筒ウォームギヤメーカーとして発展をとげました。 1991年、AUMA Riester GmbH & Co KGがGFCを買収しました。 1995年に旧事業所が解体され、新たに構築された事業所が1997年にスタートしました。 |
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